
若狭神宮寺は、2月15日〜3月5日は「お水送り」の準備のため上堂拝観ができません。
ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
毎年3月2日に行われる、若狭に春を告げる神事「お水送り」。
今年は、3年ぶりに一般の方や観光客の皆さまも、手松明を御奉納いただくことでご参加いただけることとなりました。(手松明奉納料 2,500円/本)
祈りのお気持ちをもってご参加いただけますと幸いです。
3月12日に奈良東大寺二月堂で行われる「お水取り」に先がけて、3月2日に行われる小浜市神宮寺の「お水送り」は、奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを物語る歴史的な行事です。
奈良のお水取りが終わると春が来る。関西の人々は、毎年この春の兆しを待ちわびます。この奈良東大寺二月堂のお水取り(修ニ会の「お香水」汲み)は全国にも有名な行事ですが、その「お香水」は、若狭鵜の瀬から10日間かけて奈良東大寺二月堂「若狭井」に届くと
いわれています。
約2kmにわたって続く松明行列は迫力満点。先頭に大松明を掲げ、何百もの松明が続いて、冬夜の暗闇の中に、幻想的な光景を描き出していきます。
炎に照らされた遠敷川にお香水流し入れ、火と水の華やぎの神事お水送りは終了いたします。
お香水は、東大寺二月堂の井戸「若狭井」に届くとされ、12日の「お水取り」でくみ上げられます。