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手杵祭り
手杵祭り 天下の奇祭・過去の悪行を悔いる純真な心の祭典

矢代地区加茂神社の例祭で県無形民俗文化財に指定された奇祭です。

奈良時代に矢代の村に漂着した唐の女王の一行を財宝に目がくらんだ住民が襲い惨殺したという歴史、悲話を悔み、たたりをおそれた子孫が平安時代からこの祭りを始め、祖先が行った蛮行を再現することで、その悪行の戒めとするとともに女王らを供養するといい伝えられます。

劇の配役は、主催の大禰宜を始め、区の住民(戸主・長男・娘)が必ず勤めなければならないきまりになっています。

劇の内容は、顔に墨を塗り、頭にシダの葉をかぶって黒の素襖(すおう)を着た村人役の男性3人が、杵や杵に荒縄をかけた弓を持ち、唐船にみたてた木製の丸太船をかかげた裃姿の青年6人(舟かき役)、女王・侍女役の少女3人が太鼓の音とともに唄いながら礼殿をまわり、村人達が女王一行を襲い惨殺するシーンが演技されます。

礼殿の対面には、福寿寺観音堂があり、聖観青菩薩像を安置し、祭りの日に限り開扉されます。

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